ホーチミングルメ
-
BO KHO仕事の接待などで、いろいろ高級店に連れて行ってもらったことはあるけれど、
ホーチミンにおいては、1番おいしいと思うのは断然、屋台料理。
コストパフォーマンスという観点を取り払っても、
純粋においしいと思う。
そういうの(大衆向けの味)が好きだという個人的な好みもあるでしょうが。
初めて食べて感動したときのお店は、カレーみたいだったけれど、
ここのお店はビーフシチュー寄りかな。
どららのお店もおいしい!
オーナーシェフ。
当然、日本語は通じないし、
英語もほとんどできないみたいだけど、
笑顔でジェスチャーでコミュニケーションが取れてしまうのがベトナム人の良さ。
店内風景と店外模様を足して2で割った感じ。
いわゆる、路上屋台ですな。
量としては少し物足りなかったので、
追加でパン1つも頼んだ。
スープでもシチューでもなく、麺が入っている。
麺は黄色い小麦麺と、細いお米の麺などを選べる。
パンで食べる人もいる。
写真は小麦麺。
ラーメンの麺みたいな感じ。
Bo Kho + パン1つ で、35,000VND(≒175円)
きちんと店舗型レストランで、この「100倍」の値段で食べるベトナム料理フルコースより全然おすすめなんだけど、やはり接待には伝えないのが残念です。
PR -
販売市場としてのベトナム
ホーチミンに住み始めてからもうじき3年。その間に進出してきた有名企業。セブンイレブン、マクドナルド、高島屋・・・AEONとファミリーマートは、たしか既にあった。でも、1号店ができて間もない頃だったような。でも、初めてベトナムを訪れた6年前はなかったはず。
エースコックは、6年前も確かにあった。日清食品は、どうだったろうか…。少なくとも今のような商品ラインアップではなかった。
日本人向けフリーペーパーは、以前はSKETCHしかなかったけれど、今は、さらに5~6種類増えた。
ホーチミンで言えば、日本食についてはバンコクに匹敵するぐらい一通り+αぐらいの飲食店が揃っている。
飲食店の入れ替わりは激しいけれど、知名度が高い企業が撤退したという話は少ない。
6年前に言われていたことは、人口統計や政治的安定具合、経済の成長率を予想すると、販売市場(マーケット)としての期待値が高いのは間違いない。
でも、まだ早い!(当時はまだ安い人件費を求めて、"生産地"としての魅力。)
当時もホンダやサッポロビールなどは開拓者・先駆者として進出した草分け的な存在。
中小企業や起業家の中にもそういう方たちがいる。
これらの企業はこれからは攻めの姿勢一辺倒から、防御力も高めなくてはならないのだろう。
ベトナムは、今、「販売市場」として魅力的に育ってきたのだろう。これから大・中・小の各企業が押し寄せる。
飲食店、運送会社、小売り・コンビニ・百貨店…などなど各業界で激戦必至だ。そして、淘汰される企業・商品・サービスも現れる。
なんてことを、湖池屋カラムーチョ(ベトナムでは新発売)を眺めながら思う。 -
ベトナムの飲食店で使える高度なやりとり
ホーチミンだと、
フォー(Pho)やブンボー(Bun Bo)などを注文した時に、
野菜(葉っぱやモヤシなど)が添えられることがほとんどです。ハノイではあまりありません。
これは基本的に「生」で出てきて、
それを好む人もいるのでしょうが、
ベトナム人の中にも「生は苦手」という者(特に女性)が多々いて、
そういう場合に使うベトナム語
Hãy trụng rau dùm(野菜を少しお湯で茹でてください。)
そうすると、(無料で)湯通ししてもらえます。
その信憑性はさだかではありませんが、
ベトナム人が寄生虫に犯されることが多いのは、
生野菜を食べているからだ、という説があります。
ちょっとぐらい湯通したしたところで、
完全殺虫・滅菌できているかは分かりませんが、
安心感は格段に違います。
おススメです。
Hãy trụng rau dùm 野菜を少しお湯で茹でてください -
日系飲食店の新陳代謝inホーチミン各企業でマーケティングを担当している方に聞いてみたいのですが、"ホーチミンにおける日本食市場をどう捉えているのか?"素人意見では、寿司・ラーメンに関しては供給が需要を上回っていると感じます。
新規出店がダメではなく、既存店を上回る競争力を有していればいいのですが、
その競争の果てには勝者・敗者が生まれるはずです。。。
ベトナムにおいて寿司を提供するお店は、「寿司」専門店のみならず、日系レストラン、日系焼肉屋、日系ピザ屋・・・日系のお店にはだいたい寿司があります。(ラーメンもあります。)
そのような中で、近所に新たなお寿司屋さんができるようです。
唯一独占の必要不可欠なものでない限り、商売とは競争であり、競争とは勝敗を喫するもの。勝ち組・負け組に分かれ、敗者は去り行き、淘汰される。
とはいえ、必ずしも「閉店=敗者」とは限らず、戦略的撤退もあるだろうし、勇退も有り得ます。それを踏まえてですが、(供給過剰の業界においては)新しくできるお店は「OPENING SOON December 2017」と書かれています。この頃、たまたまベトナムで新店をオープンする(した)日本人オーナーたちと会う機会が多かったのですが、予定通りに開店日を迎えたことはなく、遅延を覚悟した上で計画を立てたが、さらにそれを上回ったという意見で一致です。
僭越ながら私も、なんとなくこの一連の業者とのやりとりが安易に想像できます。。。
このお店についても、責任者が全社的な経営トップであればいいのでしょうが、
中間管理職だとしたら、可哀想な気がしてなりません・・・。
これほどの垂れ幕を作るほどです。ベトナム経験もあるのだと察します。余裕を持って、「December」という表記にしたのだと思います。(正確な日時を記さなかった。)
でも、間に合わない…。
日本本社側からは責めたてられます。では、それをそのまま外注先のベトナム人たちにぶつけたら、逆ギレされて、新たな問題が発生します。
どこにどう不満をぶつければいいのか…。
エヴァンゲリオンの「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ」という台詞を思い出します。
キレちゃダメだ、キレちゃダメだ…。
心中、お察します。