ホーチミングルメ
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牛角- Japamese BBQ Gyu-Kaku-
[牛角]という日系の焼肉屋さんに行きました。
これまで何度も行ったことがあるお店で、
今日もとても繁盛していました。
おそらく常時(人は代われど)日本人の店員さんが一人はいます。
ひさしぶりに訪れましたが、
今まではベトナム人スタッフさんの対応にも不満を感じることはないサービスでした。
でも、今回の対応は出来損ないの部類に入ると思います。
ある注文をする。日本語でも英語でも話したけれど、その若い男性ベトナム人は理解できない。通りがかりの女性ベトナム人と呼び止め、彼女に託して去って行く。でも、彼女にも通じない。結局、日本人スタッフを呼んで解決してもらうことになる。
「食後のデザートをおねがいします」という定例の話題なのに・・・。
たまたま、デザートのアイスを用意するカウンターの向かい側の席だったので、一部始終を全部見届けました。
その日本人スタッフさんはベトナム人スタッフさんに対して「デザートのアイスだ」と指示をする。
でも、誰にも何もしない。
アイスを作る現場に誰もいない状況が続く。
日本人スタッフさんが戻ってきて、
アイスは出したのかと確かめたけれど、
やっていないという返事がなされたのだと思います。
怒るでも、呆れるでもなく、
態度を変えず、
その日本人スタッフさんが自らアイスを用意し始めました。
でも、他のベトナム人スタッフから緊急の呼び出しがあって、
やむを得ず離れればいけなくなり、
若い男性ベトナム人スタッフに指示を出して去りました。
そのベトナム人スタッフは、アイスを準備しようとしました。
でも、アイスにのせる"きな粉"がみつかりませんでした。どうしていいのかわからぬまま、他の席からの呼び出しがあって、アイスが入ったBOXを冷凍庫の外に出したまま、その場を去る。
他のベトナム人スタッフが「このアイスは何だ?」と群がるが、誰も理由を知らないので、放置しました。
しばらくして・・・
日本人スタッフが戻り、アイスに気づき、溶けてはまずいので冷凍庫に入れてから、私たちの分をコップに入れました。
そうすると、他の席で問題が発生したようでベトナム人スタッフから、その日本人スタッフさんへ呼び出しがかかる。
彼は、アイスの指示を出すが、誰も聞きいれない。その場から全員が立ち去る。
またしばらく、放置される(私たちに提供されるはずの)アイス・・・。
(意地悪なのかとも思いつつ)興味深いので、ずっと観察していました。
たまに何人かのベトナム人スタッフがその場に現れ、「このアイスは何だ?」「どこに運べばいいのだ?」という会話のやりとりをしている様子がありました。
でも、誰も解決方法を知らないので、放置。その場を去ります。
さらに、しばらく経ちます・・・。
日本人スタッフさんが戻ってきて、その場に1人でいました。放置されたアイスに気づき、すぐに向かいの私らの席へと持ってきてくれました。(きな粉は在庫になかったのだと思います。)
そして一度、その場を去った後、落ち着いたのか、遅れたことをお詫びしに来てくれました。
憐れに思えたので、「ご苦労察します」とだけ一言お伝えしました。
ここからは想像ですが、9月3日はベトナムの祝日(振替休日?)でして、ベトナムにおける数少ない連休&年内最後の祝日なので、皆が仕事を休んで田舎に帰ります。
年中無休をウリにしているお店は、人員確保が大変です。
休みを取ることを許さなければ、これを機にスタッフが辞めていくことも考えられます。
その日、大戸屋さんを訪れたのですが、スタッフが少ないから調理が遅くなる、セットに付くはずの茶わん蒸しが提供できないと言われました。
そのような経緯が鑑みれました。
新人スタッフばかりだったのだと思います。
顧客視点からすれば、それでもうまくやるのが経営手腕なのでしょうが、サラリーマン時代に同じような立場で働いた同志としては、その日本人スタッフさんのご苦労が痛いほどわかります。PR -
辛だるま
今日からソフトオープンだそうで、
ソフトオープン価格で通常価格より30,000VND(約150円)安く食べられた。辛ラーメンを特長としていて、
辛いラーメンしかないと断言している。
(チラシに書いてある。)その中でも辛さに段階があって、
1番辛くないものを選んだ。それでも辛い!
けれど、しっかり旨味も感じられる。
辛い料理が好きな人にはいいのだろうが、
(意見が分かれるので)カップルや団体客を取り込むのが難しくなるだろうと考える。
また、ベトナム人は辛党が多いけれど、
この価格に手が出せる富裕層は少なく、
ベトナム人は孤食を好まない。ターゲットは、日本人、韓国人、台湾人、中国人・・・。
どんどん限定されていく。
ニッチ戦略?
ソフトオープンということで試行錯誤している最中なのだろう。
幹部と思しき日本人の方たちが「餃子をメニューに加えよう」ということを話していた。
個人的には、ふつうの辛くないラーメンをメニューに加えてほしいと思った。
ベトナムのとうがらしは、痛い感じの辛さなので苦手。店名:辛だるま (KARADARUMA)
住所:8A/E10 Thai Van Lung, Q1, HCMC
TEL:+84-905-155-846 -
すき家( in ホーチミン)
ベトナムのホーチミンには、吉野家も松屋もないが、「すき家」がある。
すき家(株式会社ゼンショーホールディングス)は、ベトナム人への奨学金制度を設けていて、
社会貢献にもなるし、人手不足解消にもなるし、
巧みな戦術だと感心した。さきほど、ホーチミン3区にあるすき家(SUKIYA)に行って感じた感想だが、
サービスが如実に劣化しているように感じる。
・テーブルに置いてあるアメニティ(?)の種類が行く度(1か月1度くらい)に減る
・食器は片付けるがテーブルを拭かない
・注文を間違える(※注文を確認しない。ちなみにオーダーは3回繰り返したがそのスタッフは端末機械に夢中で反応が薄かった。2度目、3度目はメニューを指さしたが彼女は見ていなかった様子なのでいささか不安はあったが、彼女は「OK」と言うのでそれ以上は追求しなかった。案の定、間違えたが、無言で引き下げ、無言で正しい品を出してきた。)とはいえ、ビジネスモデルとして
「早い、安い、美味い」が提供できればサービスなんて二の次なのかもしれない。
計算づくでサービスを下げているのか、
ベトナムあるあるで日本人マネージャーがいないお店だから劣化していくのか。
今後も観察していきたいビジネスモデルとしての事例。