技能実習生
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TTCショック(Batimexショック?)
画像引用:ベトナムTTC人材株式会社注目と批判を浴び続ける技能実習生制度の中で、
ベトナムのこの業界に関わる者ならば「何をしでかしたか」を耳にしたことがあるであろう
TTCとBatimexの影響なのか、
ベトナムのその他の各送り出し機関の関係者たちも日本出張が、ことごとく在ベトナム日本大使館の判断によってビザの発給がNGになったという声を多く聞くようになりました。
だいたいの場合、彼らの訪日目的は既存顧客(クミアイ・受入企業・ブローカー、等)か見込み顧客(クミアイ・受入企業・ブローカー、等)への訪問が主たる目的で、
お礼としての"お約束のモノ"、
または"お近づきのシルシ"に、
各国で使える紙を束にしてお届けするのが恒例行事です。
その目的をそのまま申請をする者がいるはずもなく、
進捗状況の視察やあいさつ回りなどと理由に書くはずなのですが、
これらがすべてNG扱いとなっているようです。
なんでも正直に話してくれるので、
仲良くなったとある送り出し機関に勤める友人も、計画していた日本出張はビザが下りず断念したとのことです。彼の勤め先の社長といっしょに訪日する予定だったのですが、
社長もビザが下りなかったようです。
この社長はベトナムにおける有力者(かなり上層部)の子孫なのですが、
相手は日本大使館なので権威を発揮できなかった(しなかった?)そうです。PR -
国会議員による人材派遣会社への口利き&金銭要求(続編)
出処:テレビ朝日(一部改)
彼はかつて「外国人技能実習生制度の"拡大"を検討するチームのトップ」だったそうです。
政府要職としては役職を辞任したようですが、国会議員としては辞職はしていないようです。医師は医療に基づく判断をしているのか尋ねてみたいぐらい
ありきたりに、
体調不良を原因とした辞任でした。
国会議員の皆さんは、野党の批判では体調を崩しませんが、
マスコミから批判を浴びると大体、入院します。
この方は、汚職について否定しているようです。
では、徹底的に真実を追求してもらいたいです。
事実無根であるならば、尚更です。(偽証罪が問われる正式な場で!)
それが同じ疑惑に問われた人材紹介会社さんのためでもあります。
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ショートヘア
教え子に限らずなのですが、日本で暮らし始めたベトナム人女性たちは、
長かった髪をばっさりと短くする傾向にあります。
彼女も教え子で、ホーチミンで過ごしていたとき背中の中間ぐらいまである長い髪でした。当時は、集団での寮生活だったので、洗髪に関しては当時の方が大変だったのではないかと思います。
日本へ行くと、ベトナム人女性は太る傾向にあります。それは食べるものが変わるので、わかる気がします…。
では、"なぜ髪を切るのか?!"を推測してみました。
1.朱に交われば赤くなる説
日本にいる日本人なり、日本にいる外国人には短い女性が多く、彼女らからの影響を受ける
2.節約説
洗髪における水道代や髪を乾燥させる電気代や時間などを少しでも節約するため
3.解放感説
彼女らの母親世代は「黒い長い髪」を好みます。家族を大事にし、両親の発言力が大きいベトナム人にとっては両親が望むことが自分の幸せでもあります。
それがおよそ3年間、直接会うことがないとなると、その束縛から解放されて、新しいことにチャレンジしたいという気持ちが起こるのかもしれません。
*****教え子(1枚目の写真)に訊いてみたところ、
両親の意見や束縛は関係ないようですが、
「やったことがないことにやってみたかった」とのことでした。
彼女も、自分が教えていた当時は肩甲骨ぐらいまでの長さだったのですが、
「ショートヘアが似合うね」と素直に思い、率直に伝えました。
様々な日本での過ごし方を楽しんでもらえているのは、うれしいです。 -
悪質行政書士
在留資格の更新を不正に行ったとして、本人と関わった行政書士が逮捕されたという報道がなされました。
[出処:日テレNEWS24]
数十人の虚偽の申請を請け負ったと述べられているので、
雇用している企業側にも影響が及ぶかと思います。
これまでもFacebookなどでベトナム人が流している求人広告で、
「これは誰が入管に提出する書類を作るのだろう?」と疑問に思うことが多々ありました。
↑これについても、日本人向けかもしれないし、永住者・定住者・配偶者向けかもしれませんが、
おそらく十中八九、ベトナム人を「エンジニア」としての採用する求人案内だと思います。在留資格認定証明書交付申請書類は誰が作るのだろうか・・・。
たとえ日本語堪能なベトナム人だとしても、
エンジニアの入管申請書類を作れるレベルのベトナム人は、
この業界にはほぼいません。
(それだけの能力があれば、別の仕事に就いているはずです。)
企業が自分たちで作っているという場合もあります。
でも、多くの場合は行政書士に依頼して作ってもらっていることがほとんどです。
今回、改めて調べてみてわかったのですが、
「行政書士は法律家説」と「行政書士は法律家ではない説」とで議論が分かれていました。
てっきり「行政書士は法律家」だと思っていたので、
法律家が不正に関与していて良いのか?とずっと疑問を抱いていました。技能実習生の職歴なんて、ほとんど偽造ですから。
(行政書士に対する懲戒)
第十四条 行政書士が、この法律若しくはこれに基づく命令、規則その他都道府県知事の処分に違反したとき又は行政書士たるにふさわしくない重大な非行があつたときは、都道府県知事は、当該行政書士に対し、次に掲げる処分をすることができる。
一 戒告
二 二年以内の業務の停止
三 業務の禁止
今回のような事案が行政書士の欠格事由に該当するのか、否か。
他の行政書士さんたちは、今回の事案をどう思っているのか。経過を観察していきたいと思います。