恋の話
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ベトナム人にとって最も大切なのは家族だと言っているが離婚原因1位は浮気
ベトナム人たちの間で「日本人は家族よりも仕事を優先する」という噂が広まっており、
とても不評です。
そして、「ベトナム人にとって最も大事なのは家族です」と宣言されます。
そういった日本人とて「家族のために仕事をしている」と弁護すると、
「いいえ、違います」と言わんばかりに聞き入れられません。
そんなベトナム人の離婚原因第1位は「(旦那の)浮気」です。※統計学に基づいたデータを採取したわけではなく、あくまで周囲の話を聞いた中での自分なりの結論です。浮気する側がよほどのバカでなければその浮気行為を隠すでしょうから、
たまたま鉢合わせたという偶然か、
浮気相手に暴露されたなどいったことがなければ見つかることはなく、
浮気が発覚する可能性は低いはずです。
出張に出かけたダンナが実は愛人と旅行していて、旅行中に愛人から電話がかかってきたという話を聞いたことがありますが、ハプニングが多いベトナムでもドラマのような稀な出来事でしょう。
ベトナムにおいて浮気が原因での離婚(もしくは破局)が多いのは、
浮気をしていないか詮索・捜査するからです。例えば、相手のスマホをチェックする行為・・・。愛している相手の浮気を見つけたところで幸せにならないのに、
わざわざ浮気を発見しようとします。
つまり、最も大事な家族に対して常に猜疑心を抱いて接しているということになります。
(彼女らは愛しているからチェックすると言い張ります。)そして、浮気をみつけようものなら、誇り高きベトナム人は子供がいても、経済的に苦しくなると解っていても離婚を選択します。
仕事をしていてプライドを傷つけられることは多々あります。それでも日本のお父さん・お母さん・旦那さん・奥さんは"家族のために"歯を食いしばって我慢しているので、彼らの方がよほど気高く家族想いだと考えます。と、ここまで書いて気づいたのですが、
「そんな気高き家族想いな日本人も相手が浮気していたら別れるだろうな」と思いました・・・。
仕事と家族とのバランス問題に浮気を混ぜてしまったため、ややこしくなってしまいました。ただし「子供のために」という理由で我慢する作用が働くのは日本の方が強いような気がします。※あくまで個人的な感想であり、統計データがあるわけではありません。
そして、ベトナム人だろうが日本人だろうがもちろん各個人によって違います。以上、両親が熟年離婚しそうだという相談を受けて考えたことでした。
原因はお父さん(50才前後)に愛人がいることが発覚したのだそうです。
彼女は現役の大学生で、高校生の弟と妹が2人いるとのことです。PR -
各送り出し機関の恋愛事情
送り出し機関はだいたいどこも似たり寄ったりなのですが、
「規則」に関しては違う部分がチラホラあります。タバコを吸うことが許されているところ、ダメなところ。私服まできびしく指導するところ、しないところ。恋愛に関しては4パターンあります。
1.教師と生徒はOK。生徒同士はNG。2.教師と生徒はNG(理由:生徒が日本行きを辞退する怖れがあるから)。生徒同士はOK。3.すべてOK(理由:規制しても止められないからだそうです。)4.すべてNG。昨日、訪れたセンターは明文化こそされていませんでしたが「4番」とのことでした。教師同士、教師と職員、職員と職員の社内恋愛も禁止なんだそうです。 -
ベトナム人的遠距離恋愛
たまたま続いただけなのかもしれませんが、
友人のベトナム人たちが結婚するという報告が増えてきています。
それ自体はおめでたいことなので、率直に「おめでとう!」と伝えているのですが、
全員共通しているのが遠距離恋愛なのです。直近3組でいいますと、
友人が新郎側が1組。
友人が新婦側が2組。友人新郎側(現在ベトナム在住)のお相手は日本在住で半年に1回ぐらいは会っているようです。
結婚したらいっしょに日本で住むと言っていました。問題(?)は友人新婦側の2組でして、本人たちは日本で働いているのですが、
いずれの恋人たちもベトナム在住ベトナム人男性で日本に来たことはない。
さらに、一人は会ったことがないそうです。
もう一人は高校時代の同級生ではあるが、高校卒業以来(8年間)会っていない。けれど、結婚することに決めたそうです。
今、一般のベトナムの若者たちもスマホを持っているので、
ビデオ動画で頻繁に話しているとは言っていますが、
肌感触や匂いまでは分からないわけで「すごいクサい人かもしれないよ?」と、
会ったことがない相手と結婚しようとしている友人へは意地悪に話しています。
一昔前の遠距離恋愛なら電話や文通だったので、
それに比べたらだいぶ得られる情報が多いのでマシかもしれません。
デジタル通信の遠距離恋愛(しかも国越え)を実らせる者たちが増えているようです。
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HuyくんとNhiさん1技能実習生同士の恋話。
その前に、、、
「問題」というと、誤弊があるかもしれないので、技能実習生の管理側に「衝撃が走る」という表現にすると、ありがちなのが、1.失踪2.ストライキ3.妊娠かな、と。他にもいろいろあるのだろうけど省略。
犯罪行為・法律違反は論外。「恋愛」に関しては各送出機関によってまちまちなのだが、①.生徒同士はOK。先生と生徒はNG。②.生徒同士はNG。先生と生徒はOK。③.規制したくてもできないのだからすべて黙認。Huy君とNhiさんは、①の学校なので、送出機関での学生時代から四六時中一緒にいる。朝・昼・晩。(男女別々の宿舎なので、寝るときだけ離れなければならない。)学校の連休があると、Nhiさんは故郷に戻るのだが、Huy君もNhiさんの実家に行く。そんなアツアツな2人。
というか、たぶんHuy君がNhiさんにベタ惚れな状態。
現在、それぞれ大阪と三重県に分かれて別々の場所で仕事をしている。けれど、どうもFacebookを見ると、頻繁に会っている様子なので、Huy君に尋ねてみた。そうすると、どうやら先月は2回会ったらしい。(Huy君は、研修を終えたばかりで、最初の1か月目。)懐事情が気になったので、聞いてみたところ、片道4,000円かかるらしい。(移動時間は片道2時間)先輩がいるから宿代はかからないそうだ。(Nhiさんの部屋は会社管理なので男子禁制。)往復8,000円×2回で16,000円。食事代もかかるし、寒いから屋内で過ごすだろうし、通常、ベトナムにおいてデート代は、すべて男性負担。彼は学生時代からNhiさんにすべておごっていた。その財源はどこから出ていたのかずっと不思議だった。(その学校は、アルバイト禁止。全寮制で管理され,隠れてやる時間もない。)
一昔前は、お金を稼ぐことだけを目的とせず、優秀な人(有名な大学の卒業生とか)が、自ら望み、もしくは(親戚ではない他人から)求められて、「技能・技術」を学ぶために技能実習生として送り出されていた時代があった。給料とは別に、奨学金をもらえる人もいたそうだ。今は、そうではない。仮にごく稀にそういう人がいたとしても、少なくともHuy君は違う。いわゆる「出稼ぎ組」だ。・・・にも関わらず、恋に溺れてしまった。それはそれで人として悪いことではないのだろうが、A.日本でお金を稼ぐB.日本でも恋人に尽くすは、現代の「ギノウジッシュウセイ」としては、相反していると考えてしまう。両立しないものを求め、欲望が理性を上回った場合、、人は良からぬ行動を取ってしまうのではないだろうか。Huy君のことばかり語っているが、実は日本語教師時代に、仲が良かったのはNhiさんの方だった。「魔性」という言葉を教えるため、1時間かけて丁寧に説明した。それが魅力でもあるのだけれど、魔性のNhiさん。分かち合い、支え合うことができるかなー。Huy君が恋に落ちてしまったことは仕方ないとして、、「問題」を起こさないことを願うばかりだ。くわばら、くわばら。 -
ベトナム女性からの洗礼
https://www.facebook.com/HaiKhongNgo/videos/1915755492001547/
↑これを見ていて、ベトナム語はさっぱり分からないけれど、
映像だけで共感した。
ベトナム人女性にとってデート相手より大事なもの。
1.家族の用事
2.自撮り
3.おごってもらう
1.家族の用事
デート中、家族(妹など)が家に帰ってきたと電話があり、
鍵を自分を持っているから今から帰るということがある。
それも多々ある。
1人だけではなく複数人で確認済み。
鍵を渡して戻ってきた者は今のところいない。
以前、別のベトナム人女性が寿司を食べたいというので、Sushi Barに連れて行った。
2人で行ったのだが、なぜか大量の注文をする。
たずねてみると、家族へのお土産だという。
会ったばかりでお土産を購入することに不思議に思ったが、
お兄さんが取りに来るという。
「ベトナム人は家族を大事にする」と聞いていたので、
そんなものかと思っていた。
お兄さんが取りに来たとき、
その娘もいっしょに帰った。
その時は、すぐに戻ってくると話していた。
結局、戻ってこなかった。
2.自撮り
今は、日本人の若者もそうなのかもしれないが、
ベトナム人の若者たちは「よくぞそこまで自分を愛せるな」というぐらい自分の写真を撮る。
キレイな景色に自分が入っていないと許せない。
食べ物の写真より、それを食べている自分の写真が大事。
当然、表情が良くないと撮り直す。気が済むまで延々と。
私もカメラや携帯電話で写真を撮ることがあるけれど、
自分が単体で写っている写真なんぞここ5年間で2~3枚ぐらいだろうに。
(証明写真や親不知を抜いたときや、ジンマシンを発症したとき等は除く。)
女の子なら、まだその写真を見せられても、撮影を頼まれてもニコニコしていられる。。
男でもそういう奴がいるので、「ナルシスト」ぶりに抵抗を感じる。
3.おごってもらう
やや高級な日本料理屋に行ったときのこと、
私が皆(3人)で鍋料理を食べようと提案して受け入れられた。
もう2人のベトナム人女性は、さらに追加オーダーを頼む。
最初からどんどん頼む。
あきらかに食いきれないほど頼む。
ちなみに、その場はもともとの友人Aが、
ずっと恋人のいない私に友人Bを紹介するという場だった。
Aが、私の経済力を確かめるためなのか、
異常なほど注文した。
それで終わったかと思ったら、Bが「とんかつ」を食べたいと言って、
「そんなに食べられないでしょ?」という私の制止に抗って注文した。
結局、注文した料理の半分以上が残り、Aが家族の土産だと言って、
持ち帰った。
とんかつに関しては、Bは一口食べて、残り95%を残した。
恋心が芽生えるどころか、
険悪感しか残らなかった。また、別のシチュエーション。
(登場人物も違う。)
そのベトナム人女性Cはタクシーで迎えに来てくれて、
合流した。
久々のデートだと意気込んで、
少しコジャレたカフェに向かった。
移動中、彼女はずっとZaloで誰かとメッセージのやりとりをしている。
それも複数人と。
お店に着き、注文する。
2人で飲もうと思って、名物の「お茶のセット(お菓子なども付いていて200,000VND=1000円ほど)」を頼む。
※参考:スターバックスのカフェラテ・トールサイズで1杯65,000VND(2017年6月当時)
彼女も店員に何かを注文していた。(ベトナム語なので分からない)
そうしたら、そのセットが2つ出てきた。
私が店員に文句を言う。
ふつうに考えて有り得ないだろう、と。
キャンセルしてください、と。
聞き入れられず・・・。
彼女が「自分で頼んだ」だというから、
渋々受け入れた。
それから30分間ほど、彼女は他の誰かとずっとzaloでのメッセージを続けている。。。
ここでキレた。
私から帰ろうと提案する。
彼女は自分のお茶も、私のお茶も一切、口をつけなかった。
会計の時、「自分で払ったら?」と伝票を渡してみる。
当然のように、拒否される。
一応、会計だけはすべて払い、
その後は何も言わずにその場を去った。
これからの皆様の参考となり、1度でも不愉快な出来事が回避できれば、
私も報われます。