ラーメン ホーチミン激戦区 2019年夏
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ラーメン ホーチミン激戦区 2019年夏
色々な国を知っているわけではないですが、
ホーチミン市のレタントン通りとタイバルン通りが交差する一画は、
ラーメン博物館や他のラーメンテーマパークに勝るとも劣らない、
日系ラーメン店の大激戦区と化しており、
世界有数の密集度なのではないかと思います。
群雄割拠なので入れ替わりも激しいのです。
なので、変遷を追えるよう記録として留めてみることにしました。
お気に入り順に載せますが、
醤油味、みそ味、豚骨味に優劣つけるのは難しく、
ラーメン専門店の正統派醤油ラーメンと中華料理店のラーメンは自分にとっては同格なので、
同率1位が続きます。
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1-1(醤油ラーメン).とみだや
この界隈に2店舗あります。
正統派醤油ラーメンにおいては群を抜いておいしいです。
1号店が移転して、戻ったりして、
今はどこが本店なのかわかりませんが、
徒歩2、3分にある系列店で食べられる冷やし中華も大好きです。
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1-2(豚骨ラーメン).一風堂
日本発祥、世界の一風堂さんがベトナムにようこそ!といった具合に、
知名度もさることながら、
味も(ベトナムだからと損なうことなく)おいしく、
店員さんが日本人もベトナム人も物腰柔らかいので、
好感が持てます。
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1-3(味噌ラーメン).田所商店
味噌は日本からの輸入しているのでお値段高めなのですが、
質の高い味噌ラーメンだけでなく、
北海道・信州・伊勢・九州の4種の味噌ラーメンが食べられるので、
足しげく通ってしまいます。
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1-4(中華料理店のラーメン):中華DINING洋
中華料理店さんが提供してくれるラーメンの魅力の1つは野菜の豊富さだと思います。
「迷ったら身体に良いものを食べよう」と心がけていると、
来店頻度が最も高くなるお店です。
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1-5(つけ麺).暖暮
ホーチミンにおける豚骨ラーメンの先駆者なので、
一風堂さんが現れる前は、日本人はもちろん、
台湾人や韓国人や欧米人などが日本の豚骨ラーメンを食べに訪れるダントツの評判店です。
豚骨ラーメンとて未だ一風堂さんに負けず劣らずだと思いますが、
敢えて切り分けすると、ここのつけ麺が細麺好きには、たまらなく美味なのです。
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2.つけ麺 醍醐
実力はあるけれど、競合他店ひしめく中で客寄席するには距離があり、
PRもさほどされていないので、
なかなか陽の目を浴びなかったお店だったけれど、
厳選区に2号店として参戦してきました。
2階という立地、
広告費節約なのか、
相変わらずPR力がなく存在感は薄いですが、
味はおいしいです。
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3.博多家ふくろう
中華DINING洋さんを知る前までは、中華料理店系のラーメンとして最も好きなお店でした。
多くの他店がこぞって休暇に入るテト(ベトナムのお正月)期間中にも営業してくれているのが大変ありがたかったです。
その恩やなつかしさを思い出すと、訪れたくなります。
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4.千蔵
田所商店さんの後にできた味噌ラーメンを売りにするお店なのですが、
(今後どうなるかはわかりませんが)田所商店さんから麺を仕入れていると解ってしまったとき、
田所商店さんに不満がないなら行く理由がないかな…と思って、足が遠のいています。
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5.鳥そばムタヒロ
好みの問題で、自分はさほど好きでない味だというだけです。(麺がヌルッとする感じ。)
好きな人は好きなのだと思います。
友人(ベトナム人)たちのSNSに時折載せられている様子をうかがいます。
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6.龍神
まんべんなくおいしいのですが、
けれど、"ここで食べたいメニュー"という特質がないので、
ついつい他店へ伺ってしまいます。
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7.きりん寺
油そばをこよなく愛している人にとっては有難いお店なのかもしれませんが、
自分はそうではないので一度訪れて、再訪がなくなったお店です。
油そばを食べたいという衝動にかられることがほぼないのですが、
それでも、なぜかそう思ったときは暖暮さんの油そばが食べたくなります。
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8.札幌ラーメン こころ
友人がスタッフとして働いているお店だったので、オープン当初に訪れました。
千蔵さんが出来る前までは田所商店さんに次ぐ細麺の味噌ラーメンだと複数回訪れたのですが、
そのときは、ふつうの味噌ラーメンを注文していて、
そこそこ満足していました。
お店が積極的にPRしている「すみれ風」を食べたときに、油ギトギトで全くおいしくなかったので、
それ以降、行くのを止めてしまいました。
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9.でびっとラーメン
デビット伊東さんのお店。
オープン当初に訪れ「醤油味」「塩味」で迷って、
店員さんにおすすめを聞いたところ「醤油味」を頼みました。
不味くはないのですが、この程度ならベトナムのHủ Tiếu Mìでいいかなという感想でした。
塩味も食べてみたいところですが、たまにみかけるSNSでの評判がよくないのと、
客入りも低迷しているようなので、未だ試せていません。
Binh Thanh区にある貿易大学のイベントにゲストとして加わり、
自分にとってはめずらしくホーチミン在住の日本人の方々と交流が持てたのですが、
その際、ホーチミンでは有名らしい日本語教師(日本人)の方が、
「今、デビット伊東さんがホーチミンに来ていて、お店にいる。今日までらしいから、イベントが終わったらみんなで行こう」と、周りの方たちに意気揚々と声をかけていて、自分も誘われました。
それが徒歩圏内による移動であれば参加したかもしれませんが、
皆でタクシーに乗り込んでいくほどの動機にはならず、
再訪の機を逃しました。
それ以降、あの先生の浮かれた笑顔が頭をよぎるようになり、
"デビット伊東さん推し"が行くお店というイメージになりました。
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10.麺処 大ちゃん
自分が知る限りの歴史上では老舗で、
とみだやさん・田所商店さん・暖暮さんが出来る前までは、
大阪ラーメンさんと並んで「シメのラーメン」として人気を集めているお店でした。
見かける度に懐かしさはあるものの、行きたいと思うことがなくなり、
ここ2年間で1度食べたかどうかです。
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11.DAIICHI
「大ちゃん」さんの系列店なのだと思います。
テトのときに野菜を欲して「タンメン」を頼んだら麺が品切れだと言われてその場を去り、
「大ちゃん」に訪れたら、同じことを言われました。
メニューも似通っていますし、店員さん同士が行き来している様子も見ていたので、
それで確証が持てました。
一度食べたことがあるのですが、よほどのことがないと再訪はないと思いましたが、
再訪した際の結末がそれだったので、もう行かなくなりました。
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12.ラーメンバー すず木
オープン当初は騒がれたのですが、
如実に下降線をたどり、今やフリーペーパーに掲載されている広告を見る度に痛々しく感じます。
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ラーメン店ではなく、日本料理店・居酒屋形態でもラーメンを提供しているお店が数々あり、
その一部です。
番外編1:炉端あん
こだわりを持たなければ、ふつうにおいしいラーメンです。
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番外編2:晴レ屋
生まれてから日本で過ごした間に食べたことがなかった「徳島ラーメン」を、
初めてホーチミンで食べました。
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この他、ラーメンをメニューとしているお店はまだまだありますが、
日系ラーメンをウリにしているお店は網羅したつもりです。
エリアを拡大すると、もっとあるのですが、
ひとまず、2019年夏・ラーメン激戦区inホーチミンの店々としてご紹介し、
今後の経過は改めてお伝えしたいと思います。
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