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恋するJV29

日本語を学ぶベトナム人技能実習生たちと、日本語とかいろいろ教えようとする日本語教師のベトナム・ホーチミンでの出来事・主に学生たちの恋愛模様やホーチミングルメ情報などなど

でびっとらーめんホーチミン店(迷走中?)

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でびっとらーめんホーチミン店(迷走中?)

この辺りはラーメン激戦区で、
繁盛店とそうでない店は視認性の高い店作りをしているお店ほど明らかに分かります。



そのような中で
「トンコツスープが出きました」を手書きで告知するあたりで、
大丈夫かな?と心配になってきました。


一風堂、暖暮、一燈などの日本における名店が徒歩圏内にある中で、
さして珍しくもない豚骨スープ。



将来はともかく、現時点では一般的なベトナム人ウケがいまいちな豚骨スープ。


一風堂さんは世界的な知名度があり、メニューのバラエティも豊富ですし、4Psさんにゆかりのある比較的富裕層のベトナム人が訪れる場所になっています。



暖暮さんは繁盛していますが日本人・韓国人・台湾人がほとんど。


一燈さんのレタントン店は全体的な集客数が見込み通りなのか心配になるぐらいです。



でびっとらーめんさんのホーチミン店では思った以上の集客ができていないのだと思います。
(視認性の高い店で、自分は頻繁にこのあたりを通りますが混雑している様子は窺えません。)
 
なんとか打開しようと新メニュー開発に奮闘している様子は窺えます。



けれど、中華料理店が多くのメニューを扱うのと、
ラーメン専門店がメニューを深めるのではなく、増やしていくのは別だと思います。
 
醤油ラーメン、豚骨ラーメン、塩ラーメン、味噌ラーメン、担々麺・・・。


(次は野菜たっぷりタンメンか?激辛ラーメンか?)
 
それぞれ原材料が違うでしょうし、仕込みが必要なはずです。
 
スープは大量の具材を使った方が美味しいものが作れるでしょうし、鮮度と熟成はちょうどよい頃合いがあるはずです。
 


そのこだわりと成果を(自分を含めた)ラーメン好きは欲しています。
色々作って余らせてしまっては、(会計的に)原価率が高くなるばかりかと・・・。
 
いろいろなメニューを作ると一見さんは増えるのかもしれませんが、食べてドシンと響く料理を提供しないと競合他店が乱立する環境でリピートは見込めません。
 
今や人気店となった「とみだや」さんも、
オープン当初は無名だったので、閑散としていました。

けれど「これまでホーチミンにない味で、もう一度食べたくなる美味しさ」だったのでリピートが多く、評判が評判を呼び、行列店と化しました。 
 

自分はホーチミン店がオープンして間もない頃に、でびっとらーめんを食べました。
 
初めてで事前情報も何もないので注文する際に醤油味か塩味で迷って、
日本語ができるベトナム人スタッフさんにおすすめを聞いたら、
「どちらも」というので醤油味にしました。
食べた感想は「ベトナムのラーメンと同じぐらいだな」でした。
 
それはおいしくなかったということではなく、
ベトナムのラーメンがおいしいのです。
 
 
そして、価格は半分以下。
(今、なくなってしまったのですが、昨年まであった夜だけ屋台を出すおばちゃんが作るのは5分の1の値段ですが、匹敵するおいしさです。)
2倍~5倍の料金設定で出す料理なら、
ドカンっ!と響く目玉メニューがないと厳しいかと思います。
 
数打てば当たる作戦なのかもしれませんが、
外れる(響かない)確率が高いかと思います。
 
勇気を持って「屋台骨」を抜本的に見直す。
 
 
この方が当たる(響く)確率が高そうです。
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