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恋するJV29

日本語を学ぶベトナム人技能実習生たちと、日本語とかいろいろ教えようとする日本語教師のベトナム・ホーチミンでの出来事・主に学生たちの恋愛模様やホーチミングルメ情報などなど

縦割り行政による矛盾

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縦割り行政による矛盾



技能実習生は、原則、日本で自動車運転免許を取得できない(らしい)。
※取得できた例もある。
なので、自動車運転免許を持っていなくては資格を取れない建設機械は、
運転・操作できないことになる。

けれど、中には自動車運転免許は不要で、
講習や試験を受けるなど決められた手順を踏めば、
運転・操作できる建設機械もあるらしい。

もちろん、私有地限定で、車道等を走らせることはできない。





ところで、エンジニアはどうなのか?という疑問が沸いた。
エンジニア(在留資格:技術・人文知識・国際業務)は、
自動車運転免許を取得できる。

留学生あがりだったら日本の教習所に通って、
日本人と同じように取得する者もいるし、
自国で取得して必要な要件を満たし、日本の免許に切り替える者もいる。


ここまでは、いいのだけど、
なぜか建設機械の運転・操作資格も取れている。


エンジニアは、工事現場作業に従事してはいけないはず。


ここに縦割り行政の矛盾が生じていると考えた。


管理・把握できていないのかな?と。



ただし、行政側を弁護する立場で考えると、
エンジニアであって「研修」という目的であれば、
工事現場作業や、工場での製造・組立作業を学ぶ機会を与えてもいいとされている(慣例として。)

現場を知らずして、設計も、調査研究も、技術開発もできないという考え方だろう。


その「研修」を目的とした一連の訓練の中に、
工作機械の運転操作が必要であれば、
それは資格を取る必要があるさ。


まぁ、これも縦割りと言われればそれまでなのだろうが、
100%ダメではないのなら、
建設機械の資格を得る講習や試験実施側は「出入国管理及び難民認定法」については管轄外というのも仕方がない。

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