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雪だるまPR
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アフターケアエンジニアにしろ、実習生にしろ、
ベトナムから日本へ送り出した後は、
もう相手先の社員であり、または実習生の場合は監理団体(組合)の管理下にあるわけで、
でしゃばらないようにしています。
とはいえ、気にならないはずもなく、
何かの拍子に連絡を取った時に、
様子を窺うことはあります。
とりわけ、海外人材の採用においては、
働き始めの最初の1日、1週間、1か月、1年間がヤマだと思っています。
それら超えると、お互いに適応し始めます。
この仕事をしていて、「あー、いい働きをしたなー」と思う瞬間に立ち会えることが、
いくつかあります。
一つ目は、内定通知を出したときに、
彼ら・彼女らが喜びの表情や態度を現しているのを目撃できたとき。
(表裏一体なので、裏で不採用になった人たちが悲しんでいることを忘れてはならないと思っていますが。)
二つ目は、ベトナム人が初めて日本へ訪れたときの"初めて尽くし"を経験している様子を見ているとき。
三つ目は、良いマッチングができたとき。
これは企業側からのレスポンス、ベトナム人からのレスポンス、
両方です。
もちろん、順風満帆なわけがなく、
細かなトラブルはいろいろとあるはずです。
(この彼女も、仕事は検査員なのですが、検査する前と検査後に17キロぐらいの検査物が入った箱を運ぶので、それが「重くて大変だ。」というグチはありました。それぐらいは我慢してもらいたいな、と励まして終えました。)
それでもなんだかんだで総合的に喜んで頂けたのなら、
ひとまず、それで良しとさせてください。
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販売市場としてのベトナム
ホーチミンに住み始めてからもうじき3年。その間に進出してきた有名企業。セブンイレブン、マクドナルド、高島屋・・・AEONとファミリーマートは、たしか既にあった。でも、1号店ができて間もない頃だったような。でも、初めてベトナムを訪れた6年前はなかったはず。
エースコックは、6年前も確かにあった。日清食品は、どうだったろうか…。少なくとも今のような商品ラインアップではなかった。
日本人向けフリーペーパーは、以前はSKETCHしかなかったけれど、今は、さらに5~6種類増えた。
ホーチミンで言えば、日本食についてはバンコクに匹敵するぐらい一通り+αぐらいの飲食店が揃っている。
飲食店の入れ替わりは激しいけれど、知名度が高い企業が撤退したという話は少ない。
6年前に言われていたことは、人口統計や政治的安定具合、経済の成長率を予想すると、販売市場(マーケット)としての期待値が高いのは間違いない。
でも、まだ早い!(当時はまだ安い人件費を求めて、"生産地"としての魅力。)
当時もホンダやサッポロビールなどは開拓者・先駆者として進出した草分け的な存在。
中小企業や起業家の中にもそういう方たちがいる。
これらの企業はこれからは攻めの姿勢一辺倒から、防御力も高めなくてはならないのだろう。
ベトナムは、今、「販売市場」として魅力的に育ってきたのだろう。これから大・中・小の各企業が押し寄せる。
飲食店、運送会社、小売り・コンビニ・百貨店…などなど各業界で激戦必至だ。そして、淘汰される企業・商品・サービスも現れる。
なんてことを、湖池屋カラムーチョ(ベトナムでは新発売)を眺めながら思う。 -
Quyenさんとペンケースの中身
今年4月に日本への留学を目指しているQuyenさん
少ししか話していないんだけど、
「賢い子だなー」と思った。
5~6人のグループで話していると、
同じ質問を受けることがしばしばある。
「ベトナムにどのぐらい住んでますか?」とか、
「ホーチミンのどこに住んでいますか?」など。
でも、Quyenさんは他の人が質問したこと、
そして私が答えたことを覚えていて、
しっかりとそれを相手へ伝えることができる。
しっかしている。
ペンケース(筆箱)の中身を見せてもらった。
ホーチミン在住ベトナム人女学生のペンケースの中身が公開されることは初めてなのでは・・・!?
目立つのは、ニンニク。
袋に入っているのは、木の実。
あと、本当の薬。
おそらくお土産でもらったのであろう、日本のキャンディー。
そして、イヤホン。
ペンケースの中のほどんどは文房具ではなかった。。。
そんなQuyenさん、19才。