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最新iPhone機種
今現在の最新iPhoneは「iPhone X」。
ベトナムで生活している自分にとっては、
日本の通信会社(Docomo, Softbank, au,他)との契約は必要ないので、iPhoneが欲しい場合は、機種料金だけを払うことになる。
今やその額、10万円超え。。。
(小庶民で申し訳ないのですが、感想は・・・)ひゃー!
昔の画像の整理をしていて、約3年前に日本へ迎え入れたベトナム人たちのことを思い出していた。
当時のiPhoneの最新機種が「iPhone6」。
その当時のベトナムでは、まだまだガラケーが主流だった。
そのような中で日本に来たというだけで初めてのことに感動・戸惑いをしている最中、
市役所で住民票登録を済ませ、郵便局で銀行口座を作り、
次に向かったのは携帯ショップ。
仕事で使うし、彼らの生活でも使う機会が多いだろうから、
携帯電話を購入してもらうことにした。その当時から契約プランが複雑で、
それを通訳する通訳者も可哀想なので、
悪いようにしないから自分に一任してほしいと彼らに頼んだ。
あとから変えることはできるから、
君たちは日本語が達者になって、自分で交渉できるようになってから自由に選んでくれと。
という若干の横暴さを交えつつ、それでいいという同意を得たので、
日本に来た彼らは、最新のiPhoneを手にすることとなった。
幼い頃、自分が初めてファミコンを買い与えてもらったことを思い出した。車での移動中、彼らはとにかくそのiPhoneをいじりたがる。
最初は「車酔いするからやめろ」と言ったが、やめない。
車酔いしないなら別に構わないと思い、放っておいた。
運がいいのか、悪いのか、通訳者がモバイルWifiを持っていて、
wifiに繋がるようにしてあげてと自分から頼んでしまった。まもなく、やはり彼らは酔い始めた・・・。
でも、やめない。
なので、とりあげた。
本当、親のしつけみたいだった。
当時のiPhone6は、ベトナムでは成金が自慢のために海外で購入してきて見せつけるような時代だった。
今でこそスマートフォンは、ベトナムも一般の人たちが持っているが、その当時は若者が持っているのはガラケーが大半だったと思う。(電話とショートメッセージしかできないようなもの)
そのような最中で、最新iPhoneが自分のものになったんだ。
思い出してみて再び、ほほえましい気持ちになった。
感動はひとしおだったと思う。
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すき家( in ホーチミン)
ベトナムのホーチミンには、吉野家も松屋もないが、「すき家」がある。
すき家(株式会社ゼンショーホールディングス)は、ベトナム人への奨学金制度を設けていて、
社会貢献にもなるし、人手不足解消にもなるし、
巧みな戦術だと感心した。さきほど、ホーチミン3区にあるすき家(SUKIYA)に行って感じた感想だが、
サービスが如実に劣化しているように感じる。
・テーブルに置いてあるアメニティ(?)の種類が行く度(1か月1度くらい)に減る
・食器は片付けるがテーブルを拭かない
・注文を間違える(※注文を確認しない。ちなみにオーダーは3回繰り返したがそのスタッフは端末機械に夢中で反応が薄かった。2度目、3度目はメニューを指さしたが彼女は見ていなかった様子なのでいささか不安はあったが、彼女は「OK」と言うのでそれ以上は追求しなかった。案の定、間違えたが、無言で引き下げ、無言で正しい品を出してきた。)とはいえ、ビジネスモデルとして
「早い、安い、美味い」が提供できればサービスなんて二の次なのかもしれない。
計算づくでサービスを下げているのか、
ベトナムあるあるで日本人マネージャーがいないお店だから劣化していくのか。
今後も観察していきたいビジネスモデルとしての事例。
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縦割り行政による矛盾
技能実習生は、原則、日本で自動車運転免許を取得できない(らしい)。
※取得できた例もある。
なので、自動車運転免許を持っていなくては資格を取れない建設機械は、
運転・操作できないことになる。
けれど、中には自動車運転免許は不要で、
講習や試験を受けるなど決められた手順を踏めば、
運転・操作できる建設機械もあるらしい。
もちろん、私有地限定で、車道等を走らせることはできない。
ところで、エンジニアはどうなのか?という疑問が沸いた。
エンジニア(在留資格:技術・人文知識・国際業務)は、
自動車運転免許を取得できる。留学生あがりだったら日本の教習所に通って、
日本人と同じように取得する者もいるし、
自国で取得して必要な要件を満たし、日本の免許に切り替える者もいる。
ここまでは、いいのだけど、
なぜか建設機械の運転・操作資格も取れている。
エンジニアは、工事現場作業に従事してはいけないはず。
ここに縦割り行政の矛盾が生じていると考えた。
管理・把握できていないのかな?と。
ただし、行政側を弁護する立場で考えると、
エンジニアであって「研修」という目的であれば、
工事現場作業や、工場での製造・組立作業を学ぶ機会を与えてもいいとされている(慣例として。)
現場を知らずして、設計も、調査研究も、技術開発もできないという考え方だろう。
その「研修」を目的とした一連の訓練の中に、
工作機械の運転操作が必要であれば、
それは資格を取る必要があるさ。
まぁ、これも縦割りと言われればそれまでなのだろうが、
100%ダメではないのなら、
建設機械の資格を得る講習や試験実施側は「出入国管理及び難民認定法」については管轄外というのも仕方がない。
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匿名V氏
技能実習生として日本で働くV君。
自分の教え子です。
その送出機関(日本語センター)は、"あなたは日本語だけを教えてください。他のことには関わらないでください。(でも、お客さんがいたら紹介してください)"という方針だったのと、V氏が旅立つ数ヶ月前に離職してしまったのでV氏についての成り行きはほとんど知りません。
また、3か月程度、先生と生徒という関係ではあったものの、離職後、約1年は連絡も途絶えていた。
確か、(自分が教えていたときは)北海道に行くはずだったのに、広島になっているし。
Facebookでは繋がっていたので、2~3ヶ月前の記事でベトナムの空港で家族や仲間たちといっしょに写っている写真が複数載せられていたので「日本へ飛び立つことができたのだなー」という感想は抱いた記憶がある。
そのような中で、今朝、寝起きに彼からのメッセージが届いていて、
寝ぼけながらも(変なことを言ってはいけないという自己制御機能を回復しながら)行ったやりとり。(1問1答ではなく、彼のメッセージと私の返答にタイムラグあります。)
技能実習生として日本に行っているのに、
唐突に「はたらきたいです」というメッセージは理解に苦しみます。
技能実習生は、来日後、1か月は研修期間がありますが、
それでも研修手当で6万円ぐらいはもらえるはずです。
そして、たぶん彼は研修期間を終えて、すでに働いているはずなのです。
なのに、「働きたい」というコメントは日給で今は仕事がないのか…?とか色々と複雑に考えてしまいます。
正直、何が起きているのか未だによくわりません。
ただ、何らかのSOS信号だとは思ったので、彼の送出機関(日本語センター)には伝えました。
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100人以上の生徒と接すると、
自分なりに分類します。所詮、自分の予測なので「当たるも八卦当たらぬも八卦」なのですが、
V氏については教え子の中でワースト3に入るあぶなっかしい人物でした。
悪い人間ではなく、男女問わずクラスメイトから好かれている人間なのですが、
はっきりいうとバカで、おっちょこちょい、愛嬌はあるけれど賢さはないというイメージです。
日本語の学習能力も、上達度を「上・中・下」を分類すると下でした。
彼が現在どれだけ危機が迫っている状況にあるのかはわかりませんが、
段階を踏んで自分にたどり着いたのならばともかく、
何の脈絡も分からず、理由も伝えられず、泣きつかれても、
できることは然るべき手順を踏み、
やってはならぬことをやるな、としか言えません。
「疑わしきは罰せず」です。
現時点で、誰もV氏を裁くことはできないと思います。
事態が好転することを望みます。