メンバー
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MaiさんPR
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Nhuさん
いつも眠そうなNhuさん
(実際、授業中もしばしば眠っている。)
この学校の学生の場合、
ほとんどの学生が「日本で仕事をしてお金を稼ぐ」ことが目的であり、
カリキュラムに組み込まれているので、
“仕方なく”日本語を勉強している。
なので、勉強熱心な生徒は少ない。
(日本語を習得して、日本で働きたい・日本の会社で働きたいというベトナム人とは、順序が異なる。)
でも、宿題をやらなかったり、
テストの点数が悪いと怒られるので、
与えられた課題はきちんとやる。
でも、それ以上はやらない。Nhuさんもそんな一人。
JV29のメンバーは、日本に行く前に1週間ほど
それぞれの田舎に帰省して、
日本へ行く支度をしたり、
家族や友人、恋人との別れを惜しむ休日が与えられた。
他のクラスで授業をしているときに、
トイレに行きたいといって教室を出て行った男子生徒が、
すぐに戻ってきて「雨だから(ナンタラカンタラ…)」と私に伝えようとしている。
理解できなかったので、
教室の外を覗くと、外が大雨で、
Nhuさんが田舎から学校に戻ってきたところだった。
(建物の1階・2階が教室、それより上が生徒たちの寮となっている。)
荷物がたくさんあって、さらに重いので、
タクシーから4階まで運ぶのを手伝ってやりたいということだったらしい。
応援の人員が欲しかったようだ。
私も手伝い、さらに2名の男子生徒も呼び寄せた。
私が持った荷物もそこそこ重かったが、それでも片手で持てるほど。
でも、後からついてくる男子学生2名は二人がかりで1つのカバンを持っていた。
成人男性が2人で運ぶなんて、どれだけ重いんだ
そんなもの飛行機に乗せられるのか?と心配になった。
以前、ベトナムの展示会の参加するために、
鉄製のサンプルを2つと、
会社案内やら資料をスーツケースに詰め込めるだけ入れて、
日本から運んできたことがある。
空港のチェックインカウンターで図った時に39.8kgだった。
(ベトナムの国際線は通常40kgまで)道中、重くて大変だったけど、
それでも家から空港まで電車移動だがなんとか一人で運べた。Nhuさんの荷物は、やはり重量オーバーで超過料金を取られたようだ
二人がかりで運んでいたのは黒いスーツケースではなく、
迷彩柄のバッグの方。
何が入っていたのだろうか…。 -
Thuongさん
大人しく、大人びた雰囲気を醸し出しているけど、
実はDiemさんに次いでクラスでは2番目に若い。他の学生たちに「日本で稼いだお金は何に使うの?」とたずねると、
ほとんどが「家を買う」とか「家族にあげる」と答える中で、
彼女は「べトナムの大学に通って、建築を学ぶ」と、
その次のステップを見据えている賢い子。
ある日、授業の休憩中に、ぼぅーとみんなの様子を眺めていたら、
眠っていたDiemがむくっと起き上がり、
とことことThuongさんの座っているところに歩いていき、
彼女のひざの上に座る。
自分の肩をポンポンと叩き、Thuongさんにマッサージしてくれと無言で訴えていた。
Thuongさんは嫌がる様子もなくマッサージを始めた。
5分ほどのマッサージが終わると、
Diemがまた眠そうに自分の席に戻ろうとしているので、
視線を送り、目が合ったので無言で自分の肩をポンポンと叩いてみた。
察したDiemもこちらに来て、マッサージをしてくれようとするのだが、
2秒で飽きたようで、Thuongさんを呼び寄せ、
Thuongさんが私にマッサージをしてくれた。
その間、Diemは席に戻って眠る。
5分ぐらいのマッサージが終わると、
私もお礼にThuongさんにタイ式っぽい背骨をボキッボキッと鳴らすストレッチをしてあげると、
その様子に気づいたVanさんが「私も、私も」というので、やってあげた。
その騒ぎに目を覚ましたDiemも、目を輝かせて近寄ってくる。
いつも思うが、あの笑顔はズルい。
Diemは、そんな奴。
Thuongさんは、いい人。 -
Diemさん
クラスの最年少。
マスコットキャラクターというか、ペット的存在というか…。
「憎めないヤツ」という表現がよく当てはまる。
日本語が下手なので、
うまく言語コミュニケーションが取れないけれど、
視線が合うといつもニコッと笑う。
授業中の携帯電話は禁止されているのだが、ときどき操作している。
注意しようとするのだけど、
視線が合うと、いつもあの笑顔でごまかされてしまう。
空港で見送るときに彼女のお母さんと会ったのだが、お母さんもまったく同じ笑い方をする。
視線が合うとニコッッッと笑う。
遺伝子なのか???母親を真似ていたら、そうなったのか?
末っ子と思いきや、弟も妹(2人)もいて、長女なんだそう。
家族、兄弟のために日本で働くというその心意気は立派だと感心している。泣き虫なくせに、度胸が据わっている。
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PhuongさんとHopさん
初めて会った頃と、しばらくしてからの印象が逆になった2人。
PhuongさんとHopさんは、仲良し。
Phuongさんの視力が悪いようで、席は1番前に座っていて、
仲良しという理由で、その隣りにHopさんが座っている。
↑↑↑ これがPhuongさん
いつもニコニコしていて、
色で例えるとパステルカラーのような印象だった。
でも、愛想笑いが上手というだけで、
実は「根暗」だということが後にわかる。
↑↑↑ これがHopさん
表情の固い子で、写真を撮るときも笑顔を見せることは少ない。
初めて会った頃は“クールビューティ”という”印象。
(個人的には黒木メイサさんに似ていると思ってます。)
でも、後々わかるのは、
実は明るい性格で、“キャピキャピ”してしている。
先生たちの控室に1人で顔を覗かせては、
日本人の先生とも冗談を言い合っていたり、
日本でもすぐに友達ができて楽しんでいるみたい。
(一方、Phuongさんは携帯いじりばかり…)
これが「ツンデレ」というのか???
大人の恋愛していると思いきや、
とても、とても、ピュアな付き合いをしているので、いずれ紹介します。
秘技[鶴の舞]特訓中だとか