番外編
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百発百中なのではないかと思うほど周りでワクチンを打った人々に副反応が起きている日本では「第5波」と言われているそうですが、ベトナムでは「第4波」が収まりません。
一見、日本の方が優れていそうですが、日本は完全に市中感染ゼロになったことが無いのに対して、ベトナムでは過去第1~3波はゼロに抑え込み、その後、コロナは対岸の火事(海外の出来事)である間がしばらく続いています。
そんなコロナ対応優等生のベトナム(特にホーチミン)ですら、変異型に対してはこれまでのやり方が通じず、苦戦しています。
収束させた優等生だっただけに「ワクチン頼み」は日本よりも意識が薄かったのかもしれません。
現在、ほんわか緊急事態宣言の何十・何百倍も厳しい社会的隔離措置を採って、もはや引くに引けない状況なので、どんどん強硬措置が行なわれていても、未だ市中内新規感染者数が減少傾向になりません。
大手インスタントヌードル製造工場が生産停止しなくてはならない程の厳戒令なので、食糧危機や生活物資が行き届かなくなるということが危ぶまれています。
「北風と太陽」の北風なのでしょうが、今さら方針転換は示しがつかず、
次はこの手だ、残る策はこれだと、企業経営者と生活者にとっては度を越えた弾圧ではないかと思う手段を行うしかなくなったように思えます。
今日の報道では、収束日を定めて、期限を作ったそうですが、
その政府関係者間の帳尻合わせが恐怖でしかありません。
ベトナム式社会的隔離措置が通用しないほど変異株(デルタ株?)の感染力は凄まじかったとすると、後はワクチン頼みとなります。
ところが、(私は"打ちたくない派"なので今のところは断っていますが)周りの友人・知人がベトナムでワクチンを打つと今のところ全員が副反応が起きています。
ある人は、すべての副反応を網羅したのではないか?ってぐらい様々な症状が出たそうです。
「そのワクチン、本当に大丈夫なのか?」と疑ってしまいます。
温度管理、きちんとできていますか?
そんな温度管理ができる運送技術・保管技術を持っていましたっけ???と考えてしまいます。
そもそも粗悪品・偽ブランドが蔓延しているのに、なぜワクチンだけが大丈夫と誰が保証できるのかが疑問です。PR -
ちょっとロックダウンしたホーチミン
ベトナム北部では新型コロナウイルス(変異型?)が再び感染拡大中ですが、ホーチミンへはさほど飛散していません。
(※ゼロではないですが今のところ2人と聞いています。)
それなのに、段々と締め付けが厳しくなってきています。
カラオケ店や映画館、ディスコなどの営業停止。
マッサージ店の営業停止。
検問所の再設置。
そして、本日、公園の健康器具コーナーが封鎖されました。
ちょこっとロックダウンです。
これがステップアップとすると公園内立ち入り禁止となります。
そうなっても公園の外側に集まるだけなのでまったく意味ないので止めてもらいたいです。
過去、ホーチミンは厳格な外出禁止令までは出なかったので、そうならないことを願っています。 -
ホーチミンの街中で見かけた気になる幼姉妹
群衆に紛れてはいるものの、着ている服が目立つだけでなく、同じ装いの子供が2人で周りとはまったく違いこちらを向いているので目に入りました。
プロモーションスタッフかと思ったぐらいです。 -
Phát cơm miễn phí(無料でご飯を配ります)
今朝の光景です。
おそらく生活困窮者向けだと思いますが、食べ物や水を無料で配るための準備が進められていました。
社会奉仕活動の一環だと思います。
善意100%だと思います。
けれど、周辺国タイでこのようなことを行った際、
親切心で行った側がひどい仕打ちを受けたという報道をいくつか読みました。
「一人ひとつ」と言っても聞き入れてもらえないそうです。
「他所ではもっと良いものを配っていた」と因縁を付けられるそうです。
毎日配らないと「今日もよこせ」と怒鳴られるそうです・・・。
やるからには、いつまでやるのか、どこまでやるのか、
見切りをつけないと留まることを知らない欲望の標的とされてしまいます。
タイで起こったことがベトナムでも起こるとは限りませんが、
タイとて「微笑みの国」と喩えられる国家です。
貧すれば鈍す。
親切心で行なっているのでしょうが、
心の傷を負う覚悟が求められます。