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Huongさんと恋人の携帯電話チェック論争の続き
JV29クラスの中で、とりわけ嫉妬深いのが、
HuongさんとHaさん。
恋人と会うときは、毎回必ず、携帯電話をチェックすると断言している。
ある日、Huongさんが暗い顔をしているので、
「お元気ですか?」と尋ねると、
隣りの席に座っているVanさんが「Huongさんは、きのうのよる、ずっとないていた」と教えてくれる。
私がHuongさんに「どうして泣いたの?」とたずねると、
恋人とケンカしたそうだ。
Huongさんの恋人は、ベトナム人だが、
今は、千葉県に留学しているそうだ。
昨晩、電話で話していたら、
彼の後ろで女の人の声が聞こえたらしい。
彼は家の中にいるので、
他の女性を連れ込んでいたことがケンカの発端。
電話で問いただしたところ、
彼は「友だちだから心配ない」と答えたそうだ。
そんな返答で許せるHuongさんではない。
電話を切って、彼のFacebookをチェックしたという。
私は「Facebookをチェックするって、どういうこと?」と尋ねると、
Huongさんは恋人のFacebookのパスワードを知っているので、
ログインできるそうだ・・・
そうしたら、他の女の人へのメッセージで、甘い言葉がたくさん書かれているのを見つけてしまったとのこと。
その夜、彼女はずっと泣いたというのが一部始終。
この機に乗じて、
「チェックするから、不幸になるんだ」という攻勢に出る。
彼が本当に他の女性のことを好きになっていたら、
彼はHuongさんに「心配しないで」とは言わない。
「別れましょう」と伝えるだろう。
(Huongさんカップルは日本に行っても遠距離恋愛。お金もそんなにないだろうから、1年に1度会えるかどうかが数年続くことになる。)
それでも、彼が「心配しないで」と言ったのは、
Huongさんのことが好きで、別れたくないから。
それなのに、自分で怒って、Facebookをチェックして、自分が泣いているなんて、
バカバカしいと説明した。
彼女らの心には響いていなかったみたいだ。。。
恋人の携帯電話をチェックするという行為は、
今後も続けるだろうなぁ。PR -
白河中華そばの「手打ち麺」の作り方が紹介されていた
1.小麦粉をブレンド何と言っても麺の命は粉。季節によってブレンドする。写真は55キロ。40から45人分。2.粉に卵を入れる卵の量もお店によってまちまちである。ここでは1個落としておく。3.水・カン水を加えるカン水は麺を黄色くし、弾力を出す働くがある。多すぎてもいけない。4.粉を水と合わせる指でこすりながらほぐしていく。粉の混ざりにムラができないように。5.ほぐしながら練るだんだん生地らしくなってくるところ。丁寧にしないとダマになってしまう。6.ひたすら練るはじめは水が足りないくらいかな?位でちょうどよい。だんだんくっついていく。7.本腰入れて練る麺のコシの決め手はひたすら「練る」こと。真冬でもこの作業で汗をかく。8.全体重かけて練る厚手のビニールでないと破けてしまうぞ。ムラのできないように全体を踏むこと9.向きを変えて踏む2つにした生地が完全に1枚になるように踏む。手(足?)を抜いてはイケマセン。10.しばしねかせる表面がしっとりしてくるまで1時間ほど休憩。グルテンを発生させ、ネバリを出す目的がある。11.たたんで4等分にここからは作業をしやすいように4等分にして進める12.また踏んで練る踏んで、平たくなるように練るべし13.青竹を使って練る竹のしなやかさが麺を均等に伸ばす作業に適しているそうな14.小さい麺棒で薄くまだまだ作業は続く…。生地が付かないように打ち粉(ここでは片栗粉)を振ることも忘れずに。15.青竹再び登場体重をかけてリズミカルに延ばしていく16.麺棒に巻きつける力を入れて薄くなるように巻きつけること17.小さい麺棒も再び一定方向から、均等に力を加えて厚さを合せながら、形も整える18.打ち粉はこまめに打ち粉も均等に蒔くことを忘れていけない19.仕上げの巻き付け厚さ、形の整った生地を巻き付け、麺棒を引き抜く20.麺を切るぞ見よ、この断面の美しさ!同じ厚さになるように等分する21.ここは道具の出番麺切り包丁で切っていく方法もあるが、ここはほっと割愛。パスタマシーンにお願いしよう。22.一人分ずつ分ける粉を落としながら一人分ずつ麺を丸めておく23.麺をもむ力を加えて、リズミカルに麺をちぢれさせる。ちぢれた麺はスープによくからむようになる。24.ついに完成食べるのはまだ先。一晩寝かせてね…ところで、途中4等分した残りがまだあるって知ってる?左がちぢれさせた麺
店名:白河中華そば
住所:神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎南2-15-19 -
Nhuさん
いつも眠そうなNhuさん
(実際、授業中もしばしば眠っている。)
この学校の学生の場合、
ほとんどの学生が「日本で仕事をしてお金を稼ぐ」ことが目的であり、
カリキュラムに組み込まれているので、
“仕方なく”日本語を勉強している。
なので、勉強熱心な生徒は少ない。
(日本語を習得して、日本で働きたい・日本の会社で働きたいというベトナム人とは、順序が異なる。)
でも、宿題をやらなかったり、
テストの点数が悪いと怒られるので、
与えられた課題はきちんとやる。
でも、それ以上はやらない。Nhuさんもそんな一人。
JV29のメンバーは、日本に行く前に1週間ほど
それぞれの田舎に帰省して、
日本へ行く支度をしたり、
家族や友人、恋人との別れを惜しむ休日が与えられた。
他のクラスで授業をしているときに、
トイレに行きたいといって教室を出て行った男子生徒が、
すぐに戻ってきて「雨だから(ナンタラカンタラ…)」と私に伝えようとしている。
理解できなかったので、
教室の外を覗くと、外が大雨で、
Nhuさんが田舎から学校に戻ってきたところだった。
(建物の1階・2階が教室、それより上が生徒たちの寮となっている。)
荷物がたくさんあって、さらに重いので、
タクシーから4階まで運ぶのを手伝ってやりたいということだったらしい。
応援の人員が欲しかったようだ。
私も手伝い、さらに2名の男子生徒も呼び寄せた。
私が持った荷物もそこそこ重かったが、それでも片手で持てるほど。
でも、後からついてくる男子学生2名は二人がかりで1つのカバンを持っていた。
成人男性が2人で運ぶなんて、どれだけ重いんだ
そんなもの飛行機に乗せられるのか?と心配になった。
以前、ベトナムの展示会の参加するために、
鉄製のサンプルを2つと、
会社案内やら資料をスーツケースに詰め込めるだけ入れて、
日本から運んできたことがある。
空港のチェックインカウンターで図った時に39.8kgだった。
(ベトナムの国際線は通常40kgまで)道中、重くて大変だったけど、
それでも家から空港まで電車移動だがなんとか一人で運べた。Nhuさんの荷物は、やはり重量オーバーで超過料金を取られたようだ
二人がかりで運んでいたのは黒いスーツケースではなく、
迷彩柄のバッグの方。
何が入っていたのだろうか…。