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ベトナムのファッション文化の変化
初めてベトナムを訪れたとき(2011年)、日本から持ち込んだ「膝あたりが破れたジーンズ」を履いていたら、皆にこぞってバカにされた。
これはビンボーな人たちが履いているものだと。
それが今や若者たちは、ビリビリに破れたジーンズをスキ好んで履いている。
変化が激しい国だとは感じているけれど、たのしい国だなーと、つくづく思う。
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インターンシップのHOAさん
ハノイの友だちがインターンシップで、日本で働いています。
1年間、がんばるそうです。
彼女の勤め先は、
伊勢湾サミットのときに要人の宿泊先として使われたような高級旅館で、
まかないで色々と美味しいものが出てくるそうです。
社長さんにも、同僚の方にも、とても良くしてもらっているそうな。
でも、旅館はへんぴな場所にあるらしく、
スーパーもコンビニもないので生活するには不便らしい。
でも、海も近くて、景色はいい。
おそらく空気もとても清々しいのだと思う。
いきなり東京や大阪、名古屋といった大都会でなくて、
こういったのどかな場所で過ごして、
上品なお客さんと接しながら、日本語を覚えて、
徐々に日本や日本人のことを理解していくという点では、
彼女は恵まれた環境に置かれたと思います。
明るく、気立てのよい子なので、
幸運を呼び寄せたのかと。
そんなHOAさん。 -
学生のアオザイ
ホーチミン:女子高生に週2回のアオザイ着用を奨励
http://www.viet-jo.com/news/social/170801161308.html
アオザイは、一見、涼しそうに見えるけれど、
着用経験のある複数人からの意見によると、
「暑い」そうです。
動きにくそうだし。
伝統衣装を大事にしたいという気持ちは、
共感できます。この頃は、近代的なアオザイが流行ってきているそうです。
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採用 補欠本日、企業と技能実習生候補生との面接でした。求人数を上回る応募なので、選考が 行われ、採用担当者の方が満足いく面接ができたようでした。
違和感を覚えたのは、ベトナム側から「補欠人員」の提案をしたこと。
補欠人員とは、仮に3名の募集をかけて、3人を採用し、さらに数名を補欠人員とする。
私は、学校側で教育を行っているので、それでどういうことが起きるかを知っています。
採用者も補欠人員も、同条件で面接後に、学校施設(センター)に入り、日本語や日本文化の教育が行われます。
その費用は、本人が負担します。
補欠人員が存在していることは知らされるでしょうが(ひどい場合は、それすら知らされません)、学校側は誰が補欠人員なのか伝えません。なぜならば、自分が補欠人員だとすればその者は辞退し、辞退されると学校側は企業側に対して面目が立ちません。
ある日、突然、「あなたは補欠人員だった」、もしくは「企業側がキャンセルした」などの理由をつけて、その者は今までの努力と学費を無下にされます。
今まで何人もそういう学生たちを見てきたので、自分が紹介する企業に対しては「補欠人員」は取らせない。会社都合によるキャンセルについては、賠償を行うと決めていました。
そもそも、なぜ「補欠制度」なんてやり方が“横行しているのか理解できずにいましたが、今日、まさかベトナム側からの提案で「補欠を取りましょう」と言われるとは思いがけぬ出来事でした。
彼女らの言い分は、採用して勉強を始めた学生たちの能力不足や素行不良を心配しての提案でしたが、それにおいては本人の問題と採用した側が見抜けなかった問題の両方だと思います。
成績不十分、素行不良であれば、その者の内定を取り消せば済むことで、そこに賠償が発生するなら両者が話し合い、解決すれば良し、解決しなければ然るべきところにジャッジしてもらえば良いことと思います。(互いに落ち度がありますから。)
けれど、補欠人員に関しては、(3人採用の場合)Best3に入れなかっただけで、Best4に入った者です。彼女らの落ち度は、ある日、突然「あなたは不採用になった。また、別の会社の面接を受けて、やり直してください。」と言い渡されるほど酷いものなのだろうか。
私は補欠制度を好きにはなれませんでした。だから、今回については私の勝手でやめてもらいました。